今年6月にご逝去された、姜徳相先生の本を読みました。発刊日を見ると2021年4月23日となっており、何とお亡くなりになる僅か2ヶ月前だったんですね。
当会の前身の同窓会の会長も歴任された大学の大先輩としてお名前はつとに存じ上げていましたが、親しくお話しさせて頂く機会はありませんでした。この本ではご自分の一生を時系列で、あえて言えば伝記ふうに淡々と話されており、丁度自分の両親と年代が近く、母親から聞いていた話と符合する部分が多くて、在日の特殊な境遇を飾らない言葉で語るお姿に感銘を覚えました。
この本を先に読んでいれば!
色々とお話を伺う事ができたのに!自分の無知を恥じるしかありません。とても残念です。
